リサイタルの思わぬミスを防ぐには?Q&A

音大生トロンボーン吹の方からの質問です。

【質問】

いつもブログを参考に練習させていただいています。

とても助かっていますし、上達がよりスムーズになったように感じています。

二つ質問があり、メールさせていただきました。

・チューニング恐怖症

演奏会前、ピアノとチューニングを合わせる時に神経質になりすぎて、音が硬くなったり、音程はぴったりでも響きが上ずってしまいます。

また他のパートとユニゾンで演奏することが、かなり怖くなっています。

音程をきちんと合わせる方法、練習はありますか?

・リサイタルについて

今、自分は1時間ほどのリサイタルを控えています。

膨大な量の楽譜を今はさらいきれていても、本番に思わぬミスがたくさん起きるのではと心配しています。

思わぬミスを防ぐ方法はありますか?

【回答】

・チューニング、音程について。

Aさんくらい技術がしっかりしてくると、音程はビビらずに思いきって演奏すると簡単に合ってきますよ。

ずれてもすぐ気付くし、次で半自動的によくなりますよね?

あとは場数、経験じゃないでしょうか?

オーケストラプレイヤーの方々は現場のさまざまな、良い意味での「小手先」のテクニックをお持ちで、引き出しが多いですよね、緊急的に音程を修正する。

それってやっぱり現場経験だと思います。

・リサイタルについて

もちろん、リサイタルでは思わぬミスが起きるものです。

それがリサイタル、あるいは本番自体の自然な性質です。

だから、ミスを起こさないように練習しても本番では裏切られてしまいます。

だから本番が怖くなりますよね。

なので、練習から、「自分のやりたい演奏を、ミスの有無に関わらずやる」ことに意識を向けてはどうでしょうか?

通し練習をその意識でたくさんやると、「ミスのリハーサル」ができます。

本番での思わぬ出来事があっても、ステージで演奏にコミットし続けることなトレーニングになります。

ポロポロとミスがあっても、演奏にコミットし続けていれば、終わったときに全体として悪くなかったと、演奏者も聴衆も感じるものです。

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