【”Trio”講師紹介】






講師紹介


講師紹介

トーベン・グルーバー

トーベン・グルーバー

ヴィースバーデン歌劇場管弦楽団ホルン奏者

【トーベン・グルーバーの哲学】

私のレッスンでは、音楽的・技術的・個人的な「自由な空間」を作ることを大切にしています。一人ひとりの生徒が持っている独自の背景、疑問、そしてニーズに、私はそこから取り組みます。

一緒に考えながら、その人に必要なツール、練習方法、調整点を導き出し、演奏が少しずつより軽やかで、自然で、自由なものになっていくように導いていきます。私が特に重視しているのは、生徒一人ひとりが「これから数週間・数ヶ月、どうやって練習を進めていけばいいか」を明確にイメージできるようにすることです。

具体的でわかりやすい方法を提供することで、安心感を与えつつ、より豊かな音楽表現を引き出せるようにしています。私はレッスンを、共同での探求と実験だと考えています。

「演奏システム」を一緒に微調整したり、新しいことを試してみたりしながら、一歩ずつ、その人にぴったり合う奏法を見つけていきます。レッスンの雰囲気は、まるで散歩をしているような感じ。

リラックスしていて、刺激的で、信頼に満ちた空間です。

そこでは自然と居心地の良さが生まれ、自分の演奏を楽しみながら発展させていくことができます

経歴

2015年から2024年にかけて、デトモルト音楽大学、カールスルーエ音楽大学、トロッシンゲン音楽大学で学びました。2022年より、ヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場管弦楽団のホルン奏者として正規団員を務めています。2015年には金管アンサンブル「Brasssonanz(ブラッソナンツ)」を設立。同アンサンブルでは、ドイツ国内外の数多くの音楽祭に出演し、アジア各地でも演奏活動を行っています。オーケストラや室内楽での活動と並行して、教育活動にも積極的に取り組んでおり、特に日本においてマスタークラスやワークショップを数多く開催しています。

井川雄太

井川雄太

貴陽交響楽団ホルン奏者

【井川雄太の哲学】

私たちは、楽器を演奏するとき、教則本に書かれていることや、先生・先輩から教わったことを「正しいもの」として受け入れることが少なくありません。

もちろん、それらは多くの経験や知恵から生まれた、大切な財産です。

しかし、その通りにやってもうまくいかない人がいることもまた事実です。むしろ、言われたことを一生懸命実践した結果、かえって悩みが深くなってしまうことさえあります。

なぜなら、人間の身体は一人ひとり違うからです。

骨格、歯並び、唇の形、筋力、感覚。誰一人として同じ人はいません。だから、ある人にとっての正解が、そのまま別の人の正解になるとは限らないのです。

また、「才能」や「センス」という言葉で片づけられてしまうことの多い技術も、実際には細かく分解して考えることができます。

なぜできたのか。
なぜできなかったのか。
何が足りなくて、何が上手く機能したのか。

それらを整理し、一つずつ理解していくことで、演奏は感覚だけに頼るものではなくなり、そこには“再現性”が伴ってきます。

そして、練習もまた、ただ長い時間やればよいというものではありません。

正しくない練習は、ときに自分を裏切ります。

間違った動きや考え方を繰り返せば、それはそのまま身体に定着してしまうからです。

大切なのは、量だけではなく、「何を、なぜ、どのように練習するのか」を考え続けることです。

このセミナーでは、「こう吹くべき」「これが唯一の正解だ」という考え方ではなく、「なぜその方法が機能するのか」を一緒に考えていきます。

そして、自分の身体や感覚を理解し、自分に合った方法を見つけ、“再現性のある演奏”につなげていくための視点を共有したいと考えています。

私たちが本当に目指しているのは、誰かと同じ吹き方をすることではなく、自分が思い描く音楽を、自分自身の力で表現することではないでしょうか。

そのための選択肢を増やし、自分なりの答えを見つけるためのきっかけを提供すること。

このセミナーがあなたにとって、演奏をより深く理解し、自分自身の可能性を広げる機会になれば幸いです。

経歴

北海道帯広市出身。北海道帯広柏葉高等学校、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
同大学院音楽研究科修士課程修了。大学院修了後、日本体育大学旧音楽研究室助教就任。退職し、ドイツに留学。カールスルーエ音楽大学のKontaktstudium課程を修了。
2015年ロサンゼルスでの国際ホルンシンポジウムにて、ジョン・ホーキンス記念賞を受賞。
貴陽交響楽団ホルン奏者。

バジルクリッツァー

バジルクリッツァー

ホルン奏者・アレクサンダーテクニーク教師

【バジルクリッツァーの哲学】

わたくしバジルは、「個人主義・自由主義」的な価値観から考えたホルン奏法を提示していきたいと思っております。

『人によってのちがいを考慮なんて全然足りない。尊重どころか、 絶対的基本にしたい!』

・教則本や教科書に書いてあること
・先生や先輩に教わったこと

に則ってもうまくいかない、問題が むしろ悪化する。

そのような事象はかなり普遍的です。

しかし本や先生や先輩が「権威」になると、このような事象は無視されたり、本の内容に疑問を持つこと自体が批判されたり、うまくいかないことについて先生や先輩の責任が100% 免責されてしまっている。

そんな状況が多々存在します。

そのような状況が温存され、またそのような状況で苦しむのは、

・そのような状況、環境を形成し支持する人

・そのような状況の中で害を被る人

「権威主義」→先生、先輩、専門家、プロなどの立場が正しさを示し、故に生徒、後輩、アマチュアはそれに基本的に従うべき。

「集団主義・同調主義」→まわりと同じであることが良い。異なったり目立ったりする意見、行動、やり方、見た目は基本的に認めない。

という価値観のもとに生き、行動し、判断しているのが根底的な原因である、あるいは原因の大きな一部であると私は考えます。

でも、私たち楽器を演奏する人たちがより深く望んでいるのは、

『自分が奏でたい素敵な音楽を奏でること』

ですよね。

であれは、その願いを具現化する助けになる発想、奏法、行動のほうを選択していきたいのです。

そのような選択のための多様な選択肢を示し、選択をサポートする時間を作りたいと考えています。

経歴

香港生まれ京都育ちのアメリカ人。エッセン・フォルクヴァング芸術大学ホルン科を卒業後、ホルン奏者として活動するとともに、アレクサンダーテクニーク教師として音楽家の身体・心理・演奏の関係を探究している。名古屋フィルハーモニー交響楽団、宝塚歌劇場管弦楽団などへの客演をはじめ、オーケストラやアンサンブルで演奏活動を行う一方、東京藝術大学大学院、東京音楽大学、昭和音楽大学など多くの教育機関で講義・指導を担当。2012年にアレクサンダーテクニーク教師資格を取得。ホルン奏法、身体の使い方、心理的な側面を組み合わせ、「一人ひとりに合った演奏方法」を探すレッスンを展開している。著書多数。吹奏楽指導者や学生、プロ奏者まで幅広く指導し、演奏者自身が考え、選択し、自分らしい音楽表現を育てていくことを大切にしている。


ブログでは読めない話もたくさん!ぜひメルマガをGET♪

レッスンの申込や出張依頼などについては、こちら!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です