この動画に面白いコメントがついている。
「わたしのホルンの先生は、顎先が動いてはいけないと指導していて、鏡の前で片手を顎に置いて動かないように気をつけて何時間も練習してきた。でも、それでもどうしても動いてしまう。ところが、この人は顎が動いているのに凄い演奏をしている。こんなの見ちゃうと・・・」
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これって、「唇を横に引かないように」「下唇メインはダメ」「唇の赤いところにマウスピースのリムがかかってたらダメ」「プレスしたらダメ」といった教えと同じ現象・構造だと思う。
◎ダメと言われるやり方で何ら問題ない実例がたくさんある
◎こうしなさい、と言われたやり方だと一向に吹けない
◎ダメと言われたやり方がどうしても変わらない
ということを踏まえると、「〜はダメ」という話しが全然当てはまらない・成り立たないケースが普通にたくさんあって、
一般論や原則として「〜はダメ」というのは成り立ってないない、成り立つケースのほうがむしろ特殊かもしれない、という。