【AとB】

演奏に伴い、動き・姿勢・フォーム・音の特徴などについて「A」という印象を持ったとする。

その「A」の印象がある現状において、うまくいっていないことがあるとき、

「A」じゃなくて「B」にしたほうが(あるいは「B」でできたほうが)うまくいくのではないか、と推測する。

その通りのことも、もちろんある。

しかし、実は「A」でやっている『のに』なぜかうまくいっていない、というのが実状のこともある。「A」を「B」に変えるのが解なのではなく、

「A」をうまくいかなくさせている原因の除去
または
「A」でうまくいかせる方法の発見

が解のこともある。

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