【吹奏楽デモクラシーvol.11】
メンタルトレーニング研究者でピアニストの大木美穂さんと対談
今巻では前巻に続き、メンタルトレーニング研究者の大木美穂さんに話を伺う。
今巻においては、その研究の実際をお話頂くが、その様子はアカデミックの世界を知る者にとっては共感することが多く、アカデミックの世界を知らない者にとってはアカデミックな研究がどのようなものであるかを分かりやすく知ることができるだろう。
アカデミックな研究は、その研究成果が他者と共有され更に研究が蓄積発展されるようにできている。
そのため、
①何を明らかにしようとしているか
②それをどのような手法で明らかにしようとしているか
③何がわかったか、何がわからなかったかという結果
を明示できなければならない。それこそが研究者を悩ませる複雑さや煩雑さをもたらすのだが、そのおかけでより確からしい知識を我々は得ることができる。研究者たちの苦労は社会の知識と知恵を着実に増やし、その後の発展をどんどん効率化してくれるのだ。
このあたりは、同じく多大なる努力により練り上げられる価値あるものを生み出しはするが、個人的な特性や属性に最大限にカスタマイズされた職人技とは対照的だ。
メンタルトレーニングの『研究』は、つまりより多くのひとを普遍的に助けてくれるものなのだ。
その中身を、とくとご覧あれ。
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