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今朝は昭和音楽大学での講義を担当しました。秋に三週、講義を行う形で5年目になります。
テーマは
一週目《呼吸法》
二週目《緊張・あがり症・練習》
三週目《金管楽器のアンブシュア》
きょうは呼吸法でした。
例年とちがい、当然今回は基本的に座学しかできません。その制限のなかでいかに呼吸の疑問を解き、有効で実践的な理解やアイデアを示すか。
はじめての試みでしたが、比較的やれたかなと思います。
呼吸のエッセンスを、《からだの形を変えること》と定めて、そこから呼吸の仕組みと操作法を理解していくことを試みました。
理解できたところから使える・教えられる。まだ分からないところは授業の録音を聞けば分かる。そうやって正確性と有用性を両立することも試みました。
・・・やっと、音大の先生としてやるべきことを落ち着いて見据えて教えることができ始めたかな?年齢を、他人の役に立つ形で重ねていきたいものです。
Basil Kritzer