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質問・悩み相談サービスに、ホルンを演奏される方からご相談を頂きました。
【質問者】
ご質問ですが、タンギングをすると、音が一旦膨らんでしまいます。
「ド」の音を出そうとしてタンギングしないと綺麗に出せるのですが、タンギングをすると、「シド」のように、ポワンと、膨らんで聴こえます。←説明が下手ですみません。
コンクールでもご指摘を受けたのですが、これは舌をつきすぎているのでしょうか?
発音の際に口が動くのが癖になってしまっていて、発音で一瞬アンブシュアが崩れてしまいます。
【バジル】
実際見てみないと分からないですが、いままで結構何人も、発音前のマウスピースの当てる位置が微妙にずれていて、発音後に位置がスッと本来の良い位置に向かって動き、その経過が音に現れてしまっている、というようなことがありました。
その可能性もあるのかな、と文面のみの印象では受けます。
①タンギングなしで音を出して、綺麗に出ているときのマウスピースの位置を観察
②タンギングして発音した瞬間と、ちょっと後の音が安定したときの位置を観察
③2において、位置の移動が観察される場合は、1の位置に最初から意図的に当てキープ、違和感があってもそのままタンギングして発音してみる
一応、試してみて下さい。
【質問者】
先程色々試してみました!
私の癖は、発音の際に唇をつきだしすぎて、その直後に引き戻す感じでした。
その引き戻した状態でタンギングすると、(←まだ意識しないと忘れてしまいますが)綺麗にできました☆
メールでほぼ今の問題が解決してしまいましたが(先生、本当にすごいです!!)、来月お会いする時にはまた新たな疑問が出てくるかと思いますので、レッスンを楽しみにしております
【バジル】
私の癖は、発音の際に唇をつきだしすぎて、その直後に引き戻す感じでした。その引き戻した状態でタンギングすると、(←まだ意識しないと忘れてしまいますが)綺麗にできました
なるほど。
詳しくはないですが、幼少の頃に必要とする反射の一つで、舌先を前に持っていくことと唇をすぼめるのが連動するものがあったと聞いたことがる気がします。
管楽器の演奏はそれに対して別の連動の仕方を学習・実行する必要があるのかもしれませんね!
また来月、どうぞよろしくお願い致します。
【質問者】
確かに赤ちゃんの動作にそのような動きがあったのを思い出しました!!
それに反する動きを習得する必要があるのですね。盲点でした(゜ロ゜)
メールでこれ程までにきめ細やかなご指導をいただけるなんて、お会いしたらどれだけの収穫があるのか楽しみでなりません!
でも畏れ多く緊張して上手くお話できないかもしれませんので、シュミレーションしておきます(笑)