【アンブシュアモーションの分かりやすい例vol.3】

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フィラデルフィア管弦楽団首席の、ジェニファー・モントーンさんです。素晴らしい音、演奏ですね。




【アンブシュアモーション】

跳躍の幅の大きい、2:14~からのフレーズで、アンブシュアモーションが分かりやすく映っています。

音を下がるにつれ、マウスピースが本人から見て左上に動き、
高い音を出すときにマウスピースが本人から見て右下に動いています。

【アンブシュアタイプ】

このように、音を下がるときに上方向アンブシュアモーション/音を上がるときに下方向アンブシュアモーションの奏者には、

中高位置タイプ:マウスピースの中の唇の割合が、上唇が少し多いか上下半々くらいで息が下向きに流れているタイプ

低位置タイプマウスピースの中の唇の割合が、下唇の方が多くて息が上向きに流れているタイプ

の二つの異なるタイプが存在します。

アンブシュアモーションが同じでも、アンブシュアの機能の仕方や音色が全く異なるタイプです。

モントーンさんは….この動画だけではちょっと判断できません。
もっと近くで見るか、透明マウスピースで演奏時のマウスピース中の唇の割合を見ないと、というところです。

【実践】

しかしながら、アンブシュアタイプ/モーションの理解を演奏の実践において活用するうえで一番大事なのは、「アンブシュアモーションを把握して、意図的に実行すること」です。アンブシュアモーションを見分けていくことができるととても有益です。

Basil Kritzer

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