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1:仰向けになります。膝は立てて。
2:息を吸います。
3:無理にお腹を膨らまそうとしなくても!ちゃんとお腹が膨らみます。
4:重めの本をみぞおちのあたりに置きます。仰向けに。
5:息を吸います。すると、本が天井の方に動きます。
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ここまでが、「お腹の動き」を知るための工夫。
6:それを確認したら、背中を反らずに、「本よ、もっと天井の方へ動け!」というつもりでもっと息を吸おうとします。
7:すると、息を吸いきったあとでも、まだ本を天井の方に向かって押せると思います。
8:みぞおち、肋骨の下の方の裏側。そのようなあたりに力が入っている感覚があるでしょう。これが横隔膜の力です。
9:
また、下腹部や脇腹などお腹のどこかに力が入るのがわかるかもしれません。これは吸うときに働く腹筋です。
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これが、「横隔膜の力」と「お腹の力」を知るための工夫 – – –
10:立ち上がります
11:さっき知った、「横隔膜の力」「お腹の力」を意識します。
12:息を吸うときに、好きなだけ、いくらでも横隔膜の力やお腹の力を使いましょう。ただし、吸いにくくならないように。
13:そして、息を吐いている間にもこの力を使いたければいくらでも使ってOKです!
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これが、「息の支え」を知るためのひとつの工夫です。
ロンドンのホルン奏者、ピップ・イーストップさんとのレッスンで教えてもらったことを基に整理・発展させたものです。ぜひ試してみてください!
Basil Kritzer