出来なくなってきたと思っていたことが、さも簡単に一変に解決されていく

わたしたち管楽器奏者ならだれもが知っている吹奏楽や管楽器の雑誌のデザイナーも担当されている、音楽畑での第1人者的なデザイナーである下野剛さん。

先日体験セミナーにご参加頂き、そのあととても興味深い体験談・後日談をブログに書いておられました。それをご本人の許可のもと掲載致します。元記事はこちら

下野剛さん(トロンボーン/デザイナー)

緊張が起こる仕組みや、自分が思い込んでいる「良い姿勢・方法」と実際の身体の状態とのズレへの気付き、「実際は不必要な慣習化されている反応」をどのようにしてアレクサンダー・テクニークが取り除いていくのかという方法論を学びました。

元々は俳優のメソッドとして始まったものですが、今では世界的に演奏やスポーツのメソッドにも取り入れられ、日常生活にも大変有用なものです。今回は楽器演奏におけるグループレッスンでしたので、実際に楽器で音を出しながら検証していきました。

ボクは時間の都合もあって今回は楽器を使っての実体験はしなかったのですが他の方の如実に音が変わっていく様を観察したり、バジルさんのお話やその前に参加したみんなで姿勢のズレを認識した実体験は大変貴重でした。

それで、夕刻のアンサンブルの練習時にレッスンの事を思い出して、姿勢において意識する身体の骨格や筋肉、姿勢のズレの認識、思い込みの習慣からの解放を考えながら演奏していくと、今まで技量がなくて難しい&衰えてきて出来なくなってきたと思っていたことが、さも簡単に一変に解決されていくことに驚きました。つまりボクは出来ていない現象を末端の微細だけ見ていて根幹を見逃していたのです。

楽器を吹くということがどういうことなのか、二十数年も続けていてやっと掴み始めたような気がします。大変興味深い体験でした。

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