吹奏楽雑誌「アインザッツ」vol.2

2012年4月2日に発売される吹奏楽雑誌「アインザッツ」vol.2(学研)にて記事を書いております。

「バジル先生の心と体の相談室」と題して4ページにわたって、イラストも交えて

・ なぜ緊張したり力んだりするのか
・ それにどう対処したらいいのか
・ 自分自身を応援し、優しく接する気持ちが何よりも大切であること

をかなり突っ込んで書いています。ぜひご一読下さい。

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私も中学校吹奏楽部でホルンを始め、以後六年間吹奏楽部で育ち、その後音楽と指導の道へと進みました。いまでも、夏の吹奏楽コンクールのことを思い出すとあのときのドキドキや興奮が蘇りますし、いまでも年に1回行けるかどうかという程度では有りますが母校のOBOGバンドの演奏会に出演すると、とても楽しいです。母校の後輩達を見ると、自然と応援したくなります。

その一方で、私自身の経験からも、吹奏楽部での部活動が時として中学生や高校生にとって非常に辛いものになるときがあるのも知っています。長時間の練習。炎天下での練習。極度のプレッシャー。いくらあがいても演奏できないフレーズ。そのときの焦り、苛立ち、落ち込み。

楽器を思い通りに演奏するようになる、というのはもちろん長い年月を経てこそできるようになるもので、目先の出来不出来を越えて根気よく取り組み続ける、という貴重な経験を吹奏楽部での時間は与えてくれます。

しかし、だからといって、いま多くの中高生が経験しているような辛さや痛みは、決して必要なものではないと考えますし、豊かな経験と洞察に裏打ちされた大人の温かい励ましと支えがあれば、彼らはもっともっと楽しく活き活きと音楽ができ、本来の能力を発揮できるのではないか、と思うのです。

私は今回、中高生と、そして彼らを支える大人のための一助になろうということを一番の念頭に置いて、一生懸命記事を書きました。ぜひご一読下さり、そこにあるアイデアを使ってもらえれば幸いです。

吹奏楽の世界とこうしてまたつながりが出たことをきっかけに、吹奏楽指導をされているみなさまに役立つ内容をこのブログでもシリーズとして書けるときに書いていこうと思います。

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