2011年6月11日、尚美ミュージックカレッジ専門学校よりご招聘いただき、「管楽器奏者のための BodyThinking」講座を授業しました。
レポート&写真はこちら(尚美ミュージックカレッジのサイトに掲載)
なんと40名の熱心な学生に参加いただき、とても楽しくそして勉強になりました。
ありがとうございました。
きょうは参加者の声をいくつかご紹介します。
荒川清香さん(サックス)
いつも悩みすぎて落ち込んでしまいましたが、ポジティブに考えて
自分によく合った奏法がこれからはできそうです。
ひたすら「どうしてできないんだろう」と悩むより、
「現実、いま自分はどうなっているんだろう」と考えて改善して行けそうです。
誰でも名人になれる!
という言葉のもと、この講座を受けてプラスになれました。
できないのはあのプロの人とアンブシュアが違うからだ、と思って無理に合わせようとしていました。
身体のことを知ることが、こんなに演奏に活かせるとは思っていませんでした。
もっと知りたいです。
ありがとうござました。
池田友美(クラリネット)
とにかく意識して練習できるな、と思いました。
全てつながっている、体全体を感じられるのだと。
舌骨というものをまず初めて知りました。
人間の身体はちゃんと動ける為につながっているということが分かりました。
すごいです。ありがとうございます!
高田美帆さん(トランペット)
意識をするだけで身体が良いほうに向かうのを感じた。
アンブシュア、楽器の持ち方、立つ姿勢などの悩みに役立つ。
ヨガをやっている時と似た感覚があった。
現実を認識するだけで、まったく変わる。
村松佑希恵さん(フルート)
意識を変えることで、ラクに音が出せる。
現実に合った方法をとればうまくいくのだと分かった。
考えを全体に広げたり、自分の勘違いに気づくだけで変わる。
また、正しい腕の付け根を場所を知れたのが収穫だった。
澤口京香さん(打楽器)
演奏するときの体の意識が変わったことで、良い音に近づく。
緊張も和らぐ。
今まで持っていた体のイメージとまるでちがうし、
「そうなんだ!」という発見で演奏に活かせることが沢山
学べて、とても良かった。
中田宜和さん(トロンボーン)
強制的な音楽や息づかいではなく、ナチュラルな演奏がこれからはできそう。
一つ一つ考えるのも大切だけど、
大きい一つとして考えたことがなかったので、これからの視野が広がりました。
相原雅美さん(クラリネット)
身体に対して「?する」というふうに考えるのではなく、
元ある身体からどう自然に演奏する形にもっていくかという方向に
考えを変えた結果、イメージ→結果としての感覚という順序の大切さが分かりました。
全身を考えるということにより、演奏の感覚が変わりました。
太田るり子さん(オーボエ)
自分の呼吸の出し方や、身体に体する意識がずいぶん変わりました!
自分では意識しているつもりでも、
それぞれの部位を単一に考えていただけだったことに気付きました。
身体全体で感じて頭で意識するだけで、全然変わることを実感しました。
どうもありがとうございました!