最近、ホルンを始めて1年少しという方とのレッスンがあって、
細いながらもキレイな音色で高音域まで音を出せるようなところまで進んでいらっしゃったのですが、
①高めに感じる音域から、上の歯にマウスピースのリムを押し、下のリムは下の歯から少し離れて顎が前に出てくるような形でマウスピースを傾ける
↓
細かった音がしっかりしてきて、吹きやすくなった。
②つまり、それまでは「低音奏法」の延長で高い音も出していたということ。これに、高音は高音奏法で吹くという手を得たということ。
③この傾けをどの音からやると吹きやすいか?つまり奏法のギアチェンジはどこでやると良いか?を調べると、第三倍音と第四倍音の間だった。もっとも普通な「ギアチェンジポイント」でもある。
というのがこの方のケースとして分かりました。