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レッスン会に参加された、フルート愛好家からメッセージを頂きました。
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《自分の音が好きになった》
バジル先生
初めて参加させていただいたレッスン会、とても楽しく充実した時間でした。ありがとうございました。
あれから、家でさっそく、いただいたアドバイスを思い返しながら練習しました。
「バレエモードの解除」
「息を入れること出すこと」
「鎖骨、肩甲骨ごと腕を動かすこと」
これらを同時にやれるように試していくうち、安定して音が出せるようになってきました(^^)
帰りがけ、何人もの方が「すごく音が変わりましたねー!」と声をかけてくださって、それがじんわりあったかいものを心の中に広げてくれていることに、帰り道気付きました。
自分の中では、音の感触が変わった確かな実感がありましたが、外に出ている音はまだ全然だという自覚があり。。
その音が肯定的に受け止められていると知って、驚きつつとても嬉しくなりました。
なんだか、緊張問題は消えていきそうな気がします。
「ご一緒させていただいた皆さんに向けて」「感謝の気持ちで、こんな音で奏でられようになったと伝える」ように吹いてみたら、
今までとは全然違う世界が開けてきました。
自然と息をコントロールしはじめて、張り感を保ったまま音に幅を出すことをやろうとしていました。
録音を聞くと、音に伸び感があって、気持ちよく響いています。生命を感じるなぁと思ったとき、そうだよね、息の楽器だもの!と気づきました。
はじめて、自分の音が好きだと思いました。
これからは、音を出すためではなく、奏でたい音楽のために練習できるなぁと、とても幸せな気持ちになっています。
ブログやメルマガを拝見する中で、バジル先生の魅力は、技術的な課題に取り組むことが、明確にその先の「表現」をめざしているというところだな〜と感じています。
私にとって「届ける」ことへの意識が育ってきたのは、バジル先生の発信のおかげが大きいです。
バレエも楽器も、レッスンがどうもダメだしになりがちだなぁと感じます。
本来、踊りが好きで、音楽が好きで始めているはずなのに、いつのまにか、できているかどうかばかりにフォーカスするようになり、できていない自分にがっかりしてばかり。
そういう状態に疑問を持つようになり、
吹きこなせること、ちゃんと踊ることって、本当は目標ではないなぁ。じゃあ、アマチュアの自分は何のために音楽や踊りをやるの?
そんな自問自答があって、答えが見つけられないから続けてきた..という部分があります。
今回のレッスンを体験して、まさに吹くこと、音楽を生み出すことは喜びだ、と感じることが現実になり、私が人に音楽を聞いてもらうのは、その喜びをシェアすることなんだなと思うことができました。
それって、演奏の上手い下手とは別の世界ですね!
またレッスンにお伺いできればと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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了
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