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【自己受容なくして、表現なし】
演奏は、何事かを語り・共有すること。
何を語ろうかな?
何を聴いているひとに渡そうかな?
そう考えるにも、やってみるにも、
ベースに自己受容・自己肯定がないとできない。
自発的に、自分の考えや感じ方に基づいてやるのだから。
自分の場合は、
『実力の自己受容』
が出来てこなかったのかな、と最近思っています。
だから、
・上手くできなかったら、その結果を受け入れられずショックを引きずる
・誰かからの褒め言葉も、心の芯に沁みない。受け入れない。
相反するようで、同根でしょうね。
いま、そのときの自分の能力や、やったことできたことできなかったこと、
そのありのままを、
『OK』
とせずにきた。
これはあえて、OKにできなかった、じゃなくて、しなかった、と表現したい。
現実はただただそう在るのだから、それについて『OK』とするのは、ただただその意志を持つのみ。あるいは言葉を与えるのみ。
アファメーションも、そういうことなのかもしれません。
Basil Kritzer