【アレクサンダーテクニーク・レッスン】トロンボーン編その2 〜息の流しかたで使い分けるスラーとタンギング〜

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トロンボーン演奏・そして管楽器の演奏において、
・スラーを滑らかにする
・タンギングを滑らかにする

その両方に共通する「息の流し方」についてのレッスンです。

あなたの役に立ちますように。

Basil Kritzer

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【アレクサンダーテクニーク・レッスン】トロンボーン編その2 〜息の流しかたで使い分けるスラーとタンギング〜」への3件のフィードバック

  1. トロンボーンのエチュードにはリップスラーやレガートのパターンがいろいろ載っていますが、実はかなり意識的にやらないと舌をついたり音間に隙間ができたりしてしまいます。でもパターンが簡単なだけに、やっている本人は出来ていると思い込んでいる人が大多数だと思います。
    その意味では、このレッスンでのバジル先生の指摘をしっかりと意識することが必要だと思います。
    私の先生は、レガートの大家と言われる奏者のもとに留学して奏法をマスターした方なので、私もずいぶんと鍛えられて(アマチュアなのに(^_^;))、とても感謝しています。
    この大家先生が東京でやった公開レッスンを見に行ったところ、生徒役の音大生さんが吹き始めたソロ曲をすぐ止めて、レガートタンギングができていない、と基礎から矯正をし始めたのですが、音大生さんは指摘点を受け入れられなかったのか、やってごらんと言われた練習方法を試そうともしていませんでした。

    • じゅにさん

      コメントを見ていて、ふと、わたし自身のホルンの師匠であるフランク・ロイド先生(フィリップジョーンズなどで活躍)も、レガートタンギングの重要性をいつもすっごく教えようとしてくれたいたな、と思い出しました。

      ホルンの世界では、トロンボーンほど表現のための不可欠でなくてもなんとか済みがちといいますか、トロンボーンほど練習するひと意識するひとが多くないのですが、実のところ、
      ロータリーの切り替わり(運指)と、息・アンブシュアなどと、タンギングを完璧に調和させる意識で取り組むという意味で、まず質の高いタンギングの訓練になるし、運指・息・アンブシュアもソルフェージュしている音楽の音程やタイミングと調和していなければいけませんから、タンギング以外の技術的側面にもより正確かつ健康的で調和した奏法をある種「強制する」効果があるモデルですね。

      Basil

      • コメントありがとうございます。
        はい、それは私も実感します。例えば、身体のリラックスから始まって技術の要素や音間を音で埋めるイメージ、上昇下降でのアーティキュレーションや音程感のクセなどなど、いろんなことが絡んでくるように思います。仰るようにこれらのまさに調和ですね。また、リップスラーは音域拡張や耐久力アップの基礎トレーニングとしても利用しています。

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