【マウスピースを使ったバズィング】

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新訳:Singing on the Wind です。前回はこちら






【マウスピースを使ったバズィング】

マウスピースを使ってバズィングすることは、ウォーミングアップや練習のルーティーンに追加して取り入れるのに便利で建設的な工夫です。

ルーティーンの音階やエクササイズを楽器で演奏する前に、マウスピースでそれを奏でてみるのです。


マウスピースだけで演奏するとき、深く息を吸って、どの音域でもできるかぎり均質に、よく響いたクリアな音を鳴らすようにするのが大切です。

アンブシュアに対してマウスピースをプレスしすぎるのは避けましょう。実際、マウスピースとアンブシュアの押し当たり具合という面に特に集中しやすいですから、ホルンを吹くときのマウスピースの押し付けを減らすためにはとても良いメソッドとして使えるでしょう。

それに加えて、音を外す・ミスすることを心配せずに呼吸やアンブシュア、そして耳のスキルに取り組むことができるので、普段の練習パターンやソロ曲、フレーズの練習のときもマウスピースだけでやってみることは役立つエクササイズとなるでしょう。


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続く
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〜【もっとうまくなりたいホルン吹きのためのセミナー】〜
日程:2018年 6月23日(土) 13:00 〜 17:30 & 6月24日(日) 10:00 〜 16:00
場所:BODYCHANCE東京新宿スタジオ
講師:バジル・クリッツァー

詳細や申し込みはこちら





8 thoughts on “【マウスピースを使ったバズィング】

  1. こんにちは
    ホルン歴5年目の学生です。
    私は1年目のときから低音が極端に出ず、しかしあまりそのことは気にせず吹いてきました。
    しかし、最近は低音の技術も求められるようになり、いざ低音の練習をしてみると、全くできないのです。息が引っかかる感じがして、全然唇が震えないのです。
    そこで、マウスピースバズィングで練習をしようと、やってみたのですが、こちらは、チューニングB♭より下のE♭~さらに下のFくらいまで、音が全く出ないか、詰まってスカスカした音しか出ないかという状況でした。
    アパチュアが広がり過ぎているのかと思い狭めてみたのですが、今度は音がスカスカな上、とても詰まった感じになり、とても吹けているとは言えませんでした。
    吹いていてマウスピースがゆらゆら揺れているため、引く力が働いているのかと思い、圧力を強めてみても、あまり効果はありませんでした。
    唇が力んでいるのかとも思いましたが、吹いていて力んでいる感じはありませんでした。

    さらに、こんな状況なのですが、しばらく低音を重点的にやりたいと思ってもコンクール曲は1stで、高い音ばかり求められ、たまに出てくる低音は極端に低いです。
    なので、思い通りに練習できず、精神面にもなかなか堪えはじめています。
    こんな中で、どのように低音を練習していけばよいのでしょうか?
    先生のご意見を聞かせていただきたいです。

      • ありがとうございます。
        記事の中から気になったものをいくつか実践してみたところ、個人練習の時はとても調子がよく、吹いていて楽しかったのです。
        しかし昨日、なぜか合奏になると調子が落ち、さらに、アンブシュアがどんどん崩れていき、焦って、また崩れて、というのを繰り返してしまいました。
        合奏はとにかく反復練習が多く、また指示されること(それも、様々な視点からの情報が多く、よくないと思った指示などは気になってしまいます)が多いため、自分の中のイメージはどんどんわからなくなり、最後には頭の中が真っ白になり、吹いても何も感じられず、ただ吹けていない、という事実だけ残り、気持ちもどんどん落ちていき、ちゃんと吹かなきゃ、という義務感までうまれてきました。
        今朝の練習でも、イメージを保とうとしていたのですが、いつの間にか義務感が生まれてきています。
        周りからの力に影響されず、いい状態を保つためにはどうすればいいのでしょうか。

        • neruさん

          奏法に関して、自分が自分用に決めたプラン以外は基本的に合奏中に他人に言われたことはやらない方がいいでしょう。
          (呼吸、構え方など)

          他人に言われたことを試すのは、個人練習においてです。

          合奏の目的が、合奏演奏というよりは奏法指導なら別ですが、それも「試す」前提ですから、やってみて自分にとってイマイチなら、いったん不採用で、すぐもとの「自分が自分用に決めたやる」に戻りましょう。

          その他の、表現や音程、音色、リズムなどに関する合奏中の指示はいずれも、実際に音にする際には奏法が必要ですから、
          「じゃあ、指揮者の言うこのリズムを出すために、自分が自分用に決めたこの奏法を使おう」ということになります。

          指揮者に要求された表現、音程、音色、リズムを出す方法がない場合は、結局個人練習でそれを探すわけです。それで、見つからないうちは結局、もとの「自分が自分用に決めた奏法」に戻るしかありません。
          見つかったら、それをやると良くなるなら、それは新たな「自分が自分用に決めた奏法」ということになるわけです。

          Basil

          • はじめまして。
            いつもブログ、動画等での情報発信ありがとうございます。アマチュアでホルンを吹いているものです。

            私はもともとトランペットを吹いていてキャリアの途中からホルンに転向しました。そのせいもあり、低音が苦手で、最近になって低音の音域を広げようとバジルさんのアンブシュアモーションの記事などを参考に練習に取り組んでいました。その結果以前より低音が出るようになって来ましたが、私もこの方のように低音を練習すると、中高音域のアンブシュアが崩れるようになってしまい、一旦低音の練習は控えるようにしています。
            なぜそうなるか観察してみると、第四倍音のF以下の低音に下がっていくと顎が大きく開いて(落として)いって、低音から上がっていくときに顎をもとに戻し切れていないのかなと思いました。

            バジルさんのブログや動画のなかで、低音は高音域の口の形のまま降りてくるといった解説がありましたが、現状の私の吹き方だと顎を落とした方が音の響きがよく吹きやすいです。

            今後の練習の方向性として、顎の動きを練習していくか、顎を落とさないように吹けるようになる方を練習した方がよいかどちらがいいでしょうか?それとも何か他の方法、考え方などありましたらアドバイスいただけたらと思います。

            • CNAさん

              方向性としては、顎の動きをなるべく我慢して、代わりにアンブシュアモーションで、口角の力を入れつつ唇をめくりだす動きでアパチュアを開けて音を下げることをやれるようにしていく、という考え方が理解しやすいと思います。

              いまの倍音を出すのに顎を下げる度合いを減らせると、ひとつ下の倍音が顎を下げればラク出せます。

              そしたらその倍音を徐々に顎下げを減らして次の倍増が顎下げで出せて…

              といった具合ですね。

              顎下げは出しやすいし響きやすいですが、アンブシュアモーションを乱しやすいです。だから、ちょっと出しにくかったり詰まり気味でも顎下げ我慢アンブシュアモーション置き換えをやっていきましょう。

              これは長期的、むしろずっと取り組んでいくようなポイントです。だから、焦らずに。

              このブログを『低音』で検索してください、いろいろ具体例が出てきます。

              わからない、うまくいかないときはレッスンにいらしてくださいね。

              Basil

              • ありがとうございます。自分でも色々と試してみて、分からないところがあればぜひ伺いたいと思います。

              • 返信ありがとうございます。
                焦らずのんびり低音の練習はしていこうと思います。
                いつかレッスンでお会いしたいと思います。
                ありがとうございました。

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