コンクールへの不参加を決めた高校生からの心温まるメッセージ

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記事先生や先輩が怖くて辛い思いをしているみなさまへに、高校生吹奏楽部員から、とても深くて大事なメッセージが届きました。本人の許可を得て、紹介致します。





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高校の吹奏楽部に所属している者です。

私は、練習中に先輩から飛んでくるキツい言葉の数々が辛くて、でもそれは、出来てない自分が悪いんだ、ここで折れたら負けなんじゃないか、自分の心が弱いせいだ、みんな辛くても頑張ってるんだから…等々と言い聞かせながら、毎日家で泣きつつも何とか耐えて練習していました。

そんな日々が続いている中で、ある日耐えきれなくなってしまい、自分自身を傷つけてしまいました。その時にやっと自分がどんな状態にあるのかを知りました。



その頃には音楽の楽しさなんてもう分からなくなっていました。

もうこれ以上やったら自分の中で自分がすっかり消えてしまいそうで、大会の2週間前にも関わらずですが、顧問の先生に相談し、コンクールのメンバーから抜けさせてもらいました。

その時、責められることはある程度覚悟していたのですが、周りの子や仲良くしていただいていた先輩は責めることなく、ここまでよく頑張ったね、と言ってくれました。

私の中でこの決断はとても大きなもので、何日も何日も考えて出した結論でした。

この決断はずっと自分の中で なし にしてきた選択肢だった故に、今でもこれで良かったのかと考えてしまうこともありますし、正しかったのもわからないですが、精神的にも少しずつ回復してきて、かつての自分の性格に戻ってこれている感覚があります。



この選択をできた大きな後押しをして下さったのが、バジルさんのこの記事でした。本当に勇気づけられました。ありがとうございました。

これからどうするかは明確決まってはいないのですが、音楽が楽しい、楽器を吹くのが楽しいという気持ちを思い出せるようにしていきたいなと思っているところです。




一週間後、次のコメントが届きました




その後のことなのですが、心の中を整理したり、1日自由に吹かせてもらって楽器と向き合う時間をつくったりしました。

その時、少し久しぶりに楽器を吹いたのですが、心なしか音が良くなっているように感じたり、そして何よりも、ああやっぱり楽しいな、この楽器が大好きなんだな、もっと上手くなりたい…との思いが湧いてきました。

その思いを思い出せたこと、また感じられたことが、ただただ純粋に嬉しかったです。

また、コンクールメンバーから文化祭メンバーになったときに(私たちの学校はコンクールメンバーと文化祭メンバーに分かれています)、「皆は私のことをどう思うのだろう」と、不安な気持ちも強くあったのですが、「よく今まで頑張ったね」「こっちで一緒に頑張ろう」という風に声をかけてくれたりと、温かく迎えてくれました。

また、仲の良かった先輩も、私を責めたりせずに「気づいてあげられなくてごめんね、大丈夫?」と声をかけてくださったりしました。誰も私を責めたりしませんでした。

温かさに触れて、何回も泣いてしまいました。



精神的に回復してきた今、やはり最後までコンクールを頑張りたかった気持ちはありますが、しかしそれ以上に、音楽や楽器の楽しさ、人のあたたかさ等を思い出すことが出来たことが、何よりも嬉しいです。今は、感謝の気持ちの中で素敵な演奏ができるように文化祭に向けて精進している途中です。

やっと少しずつ前を向くことが出来ています。

重ね重ねになってしまいますが、この判断をする勇気を下さって、
本当に本当にありがとうございました!






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