徹底自己肯定楽器練習法~幸せな音楽生活が始まる新しいアイデア~

2014年4月発売

『徹底自己肯定楽器練習法~幸せな音楽生活が始まる新しいアイデア~』



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「自己肯定」という言葉から、想起するイメージや連想することはひとによってかなり異なっているようです。そして、それなりに多くのひとにとってこの言葉は

(全然良くないのに)自己(が自分を、自分は素晴らしい完璧だと無理やり無根拠に)肯定(する)

ということのように感じられるのですね。しかしわたしが自己肯定という言葉を使ったり、自己肯定の重要性を伝えるとき、その「自己肯定」は

(達成したい目標に向かって取り組むなかで、ちょっとでも前進したらそのことを)自己(が「いま前進した」と正確に評価し、前進したという事実をありのままに)肯定(する)

ことを意味しています。なぜ、これが重要なのか?

それは、不用意な自己否定が、あなたの前進や成長を阻む危険なものだからです。わたしがここで言う自己否定とは

「目標値を100としたら、それに達しないことはすべて無価値、無意味、不完全でダメなものとする考え方・感じ方・評価の仕方」

です。

100に到達するためには、1から2へ、10から20へと、前進する他ありません。しかし、自己否定は実質的に 1の前進・達成も、90の前進・達成も、「不完全・未到達である」という理由だけで十把一絡げに「ダメ」だと断じてしまうのです。

これをしていると、わたしたちはパニックになります。100に到達するためには、1の前進も90の前進もどちらも重要です。どちらも、100に向かっているという点で尊く確かなものなのです。それを少ないから、まだ不完全だからという理由でしっかり味わい抜いて学びきることなく不当に評価したり切り捨ててしまっていると、努力の方向性が分からなくなってしまいます。報われず、疲弊してしまいます。

それは自らが引き起こしてしまっている、自分が原因になっている停滞なのです。ですから、自己肯定とは実は自己責任を全うすることであり、自助努力なのです。言葉のイメージだけで自己肯定の重要性や必要性、力をバカにしてしまうひとや見当違いな警戒感を持ってしまうひともいますが、自己肯定とは正真正銘、努力なのです。



目次

はじめに

自己否定方式を見直す
-わたしの自己否定
-ソロコンテスト京都大会
-ソロコンテスト関西大会
-うまくなるのはおかしい?

すべての基礎

第一部 金管楽器編

音域
-スポーツ的/比較競争的な意識の弊害 著しく不当な評価の弊害
-ルールを外す
-かならず鳴らせる
-時間はかかる

音量
-大きい音が出せない
-大きい音が汚い!?
-静かな音の難しさ

アンブシュア
-わたしのアンブシュア遍歴

アンブシュアに取り組むにあたって役立つアイデア
-スタミナ・耐久力
-スタミナを付けるという名目で行われる自分いじめ
-もっと頑張る方式の落とし穴
-練習量について
-プレスについて
-リセットの重要性

第二部 総合編

音色自己嫌悪の罠
-奏法を混乱させる、音色自己嫌悪
-楽器別の傾向 ー金管楽器ー
-楽器別の傾向 ー木管楽器ー
-音色以外の要素で判断する 幸せな音楽生活を支える練習のやり方

音楽を生み出す4つの「ものごと」
その1:作品
その2:自分自身
その3:聴衆
その4:演奏空間

まとめ

練習の主眼~自分の奏法を混乱させないために~
-緊急策という技術
-ダメなところを直すのではなく
-問いかけ

練習時間
-生き方と結びついた練習量
-自分がいちばんすきな練習の時間帯やペースを見出そう

練習のモチベーション
-身体を害悪視しない
-問題=悪」ではない
-必然的に起きている
-よく起きがちなことリスト:呼吸 フィンガリング 姿勢
-自分との接し方

「癖」との向き合い方
-「癖」は実感したものだけが「癖」
-癖を消そうとしない
-「癖との新しい付き合い方」実験

本番の臨み方

中学生の指導方法
-怖がらせない
-不自然に感じるくらい褒める
-こまめに動くようにする

高校生の指導法
-大人として尊重しよう
-寄り添うこと
-演奏の結果より自分自身を大事にさせる

音大生の指導方法
-勝者でも「もらっている」仕事
-競争の勝者であることがプロ演奏家の必要要件ではない
-専門家/音楽家としての自意識

社会人(大人)の指導方法
-その情熱に敬意を
-関係のアップデートを
-具体的に、持って帰れるものを

ケーススタディ 1
ケーススタディ 2
ケーススタディ 3

徹底自己肯定とは

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